Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

SCRにて

昨晩に引き続き、カレッジの high table dinner に行ってきた。dinner は7時15分開始だが、その前に SCR (Senior Common Room) に集まる。SCR は教授専用のコモンルームだが、とある事情により、僕も週に二回だけこの SCR にお邪魔することができる。

今日は早めに SCR に着いた。誰もいなかったので、ここぞとばかりに写真を撮ってきました(笑)といわけで、今夜は SCR についてリポートしようかと思います。


まず扉を開けると、SCR に続く回廊がある。まず、この時点で学生のコモンルームと豪華さが違う。


回廊を抜けると、SCR に着く。学生のコモンルームは騒々しいが、SCR はとても静かだ。


チェアは、アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)のもの。有名な swan chair も置いてある。


学生のコモンルームでは雑誌は無造作におかれているのに対し、SCR では雑誌はカレッジ専用のカバーに入れられて整然と並べられている。


暖炉もある。


コーヒーや紅茶はセルフサービス。


木の扉を開けると、お酒まである。


おまけに、中庭もついている。


学生のコモンルームにも独自の良さがあるけれど、SCR は別格。なんか、「権威主義」を肌で感じてしまう。まあ、イギリスらしいと言えばイギリスらしいか。

SCR に友達といる時はいいけど、一人の時は結構つらい時がある。というのも、僕のつたない英語で錚錚たる教授陣と会話をしなければならないからだ。ただ、こういう場面を経験していくことも、成長するための糧になるのかもしれない。そう思いたい。