Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

与論旅行記: 2018年2月

さてさて、今日は韓国のお正月です。
日本と違って、韓国では旧暦で年を祝うのです :)

ところで、先週末から火曜まで日本にいました。
実家への帰省ではなく、調査で鹿児島県の与論島に!

土曜の朝一のフライトだったので、
仁川空港内のホテルで前泊し、まずは沖縄へ。
そして、那覇空港からお昼の便で与論島へ。

晴れていたので、飛行機の窓から綺麗に島が見えました :)

そして、与論民俗村の方に協力していただき、月曜まで調査させていただきました。
調査も順調に (恐らく!) 進みましたが、それ以外にも嬉しいことがありました。

与論島には戸籍上の名前の他に、「ヤーナー」(家名) という呼び名があります。
明治に戸籍法が成立する前に用いられていた呼び方で、
今でもヤーナーの風習が大事にされています。
ご先祖を敬うということから、ご先祖のヤーナーを踏襲することが多いそうです。

今回、民俗村の村長さんにヤーナーを付けていただきました。
僕のヤーナーは、、、「ハニ」です!
与論の言葉では「ハニ」は「金属」とか「お金」を意味する表現で、
「ハニ」はなかなかポピュラーなヤーナーのようです。

最近は色々思うところがあって英語の勉強に集中することが多かったのですが、
与論の言葉も (そして文化と歴史も) もっと真剣に勉強しなければと感じました。

さて、月曜のお昼に調査が終わり、その足で茶花 (市街地) にあるカフェCoCoへ。
薬膳カレーがあったので注文したのですが、とても美味しかったです。

その後は与論空港から那覇に戻り、そこで共同研究者と別れました。
僕はいつもの東横インにチェックし、夜はいつも行く居酒屋「ヤンバルクーナ」へ。
ゴーヤの肉巻き (写真では一番奥に写ってる...) が特に美味でした。

ヤンバルクーナは今までに3回くらい行ったことがあったのだけれど、
1年に一回くらいしか行かないのに、女将さんが僕のことを覚えていてくれました!
「確か、韓国から来てるんだよね〜?」と :)

そして、翌日、つまり火曜の夕方に韓国に戻ってきたのですが、
実はその日の夜にラジオのレコーディングが。。。
21時に放送局に入り、22時過ぎから録音開始!
終わったのは24時過ぎ、、、疲れました(苦笑)
その日は放送局近くに宿を取っておいたので、そこで就寝。

翌日の水曜は、入国管理局に行ってビザに関する手続き。
僕のビザは大学で教えるためのものなので、
別に申請しないとラジオの仕事ができないんです。
その申請が今月までだったのですが、スケジュールの都合上、
入稿管理局に行けるのは今月は二回しかなくて、心配してたんです。
でも、無事に終わって安堵しました〜。

そして、今日は木曜。
韓国はお正月なのだけれど、与論での調査をまとめなければならないので、
カフェで仕事をしたいと思います。

もしこのブログを見ている韓国在住の方がいましたら、、、
새해 복 많이 받으세요!