江陵：二日目

P教授が、朝8時過ぎにホテルまでお迎えに来て下さった。近くにある、昔ながらの食堂で「純豆腐（スンドゥブ）」をごちそうになる。海の塩だけであっさりと味付けした素朴な料理。

食後は色々な場所に連れて行って頂いた。「関東八景」の一つに数えられる鏡浦台へ。鏡浦湖が一望できる絶景スポットだ。

ここでは５つの月を同時に観ることができるという。１つ目は空にある月。２つ目は海に映る月。３つ目は鏡浦湖に映る月。４つ目は杯のお酒に映る月。そして５つ目は恋人の瞳に映る月。

あまーーーーい！！（笑）

江陵には歴史的な建造物だけではなく、博物館などもある。先生に連れて行って頂いたのは「チャムソリ蓄音機エジソン博物館」だ。発明王エジソンは、経営の面でも才覚を発揮していたそうだ。蓄音機の隣にいる犬には「懐かしいメロディーが流れてくる蓄音機の側で、亡き主人の帰りを待っている」というエピソードがあるらしいが、これはエジソンの作り話だったそうだ。

最後に訪れたのは船橋荘。李朝時代のとある上流階級の邸宅だ。蓮の池に突き出た活来亭はなんとも風流だ。

お昼のバスで江陵を去ることになっていたので、先生にバス停まで送って頂きました。先生の行き着けのパン屋さんで、お昼ご飯用のパンまで買って下さいました。

江陵という自然と文化が豊かな土地で安らいだ休日を送ることができました。先生には本当にお世話になりっぱなしで、いつか何らかの形で恩返しができたらと思います。

江陵、とても良い所です :)