Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

今夜は much less stressful !!

昨日の夜から今朝の7時過ぎまでSBCG理論と格闘していた。かなり confusing だったので、あまり勉強が進まなかった。

今夜も stressful な夜になるのかな〜と思い、それを言い訳にしてエクレアを二つ買ってきた。ここ最近はジョギングができていない。今夜もジョギングする時間は無いのに、エクレアを2個も、しかも夜に。。。

さらにスナック菓子もいくつか食べてしまった。最近の夜のお供である Walkers の Quavers です。

昨日のSBCG理論は棚上げにして、今日からは別の理論に移った。UCSDのL名誉教授が創始したCG理論です。2003年の論文(2009年の本の第一章として再録)を読んでおり、今はちょっと休憩してブログを書いてます。

それにしても、L先生の論文はとてーーも分かりやすい!特に昨日の論文に比べたら、もう圧倒的に読みやすいです。きちんと専門用語を解説し、すぐに図や例で示してくれる。僕の業界では「L先生の論文は難解だ」という話を聞くことがあるので読む前はちょっとドキドキしていたが、読んでみたら本当に読みやすい。

ただ、論文自体はとても分かりやすいのだけれど、40ページ程の論文なので、implicit assumptions というか、ちょっと不明瞭な部分もある。さらに、幾つか「なるほど!」と思う面白い分析がある反面、それ以上に反論したい箇所は沢山ある。でも総じて、読んでいて楽しいです。

L先生の論文を読むのは8年ぶりくらいになる。僕が大学院受験のために勉強を始めたのは大学3年生の時だったが、4年生の時にはL先生の理論を多少勉強したのだ。日本語で書かれた入門書を幾つか読み、L先生の論文も一本だけ読んだのだった。(「読んだ」というより「眺めた」という表現の方が適当かもしれないが...)

大学院に入ってからは、L先生のアプローチとはほぼ正反対(と言われている)アプローチの研究室に所属していたので、それ以来L先生の論文を読むことはなかった。しかし、構文について勉強する以上、L先生の論文は避けて通れない。

L先生の論文を読んでいると、大学4年生の頃を思い出す。その時に頼りにさせて頂いたのは、京大のY先生の2000年の本。実はこの本を読んで、京大の大学院も考えたのです。でも、色々あって(苦笑)京大は受験しなかったのです。

L先生の理論を勉強するということは、UBモデルについても勉強しなければならない。先日読んだ構文論に関する研究書のシリーズで、UBモデルについて述べている本があるので、早速アマゾンで購入し、母に送ってもらうようにお願いした。その時に、京大のY先生の本も送ってもらいたいと思う。大学4年の時に読んだ本なので、もう一度読むとより効率良く理解できる...はずだ。

おっと、もう午前一時をまわってしまった。でも昨晩のような stressful な時間帯ではない。L先生の論文はあと10ページ程で読み終える。それが終わったら、別の短めの論文を読みたい。ここまでやり終わらないうちは、今晩は寝ないぞー!

起きたら、別の論文を読み、後は博論の第七章を改訂することに集中したい。そして夜の8時半からは Karo-chan たちとのディナー。Karo-chan は後数日でイギリスを発ってしまうので、今回が本当に最後の farewell dinner だ。レストランは、僕が先ほど予約をしておいた。オックスフォードで一番気に入っているレストラン、Old Parsonage です!写真沢山撮ってこようっと。

さて、まずはL先生の論文を読み終えることに集中したい。博論提出まで26日!!