Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

表参道のカフェ

「会社帰りに表参道のカフェでシャンパンを飲んでいるんだけれど、ふと君のことを思い出しました。お変わりありませんか。」

K兄さんより久しぶりのメッセージ。見た瞬間、僕が大学生だった頃の、何とも形容し難い、しかし敢えて言うならばシャンパンゴールドに染まっていたような、あの高揚とさせる雰囲気を思い出す。

表参道と聞くと、僕は Anniversaire カフェを真っ先に思い出す。K兄さんとはそこで一緒にシャンパンを飲むことが何度かあった。表参道の路上を行き交う人たちを観ながら、たわいもない話をした。

あの頃、僕はまだ20歳になったばかり。色々と背伸びをしながら、そしてK兄さんはそれを温かく見守りながら、楽しい一時を過ごしていたのでした。

K兄さんと知り合ったのは僕が大学一年の頃だった。それ以来、親しいお付き合いをさせて頂いている。「学校では教えてくれないこと」について、沢山教えてもらってきた。K兄さんについてはいつか改めてブログで書きたいと思う。

いやー、それにしても、やっぱり僕は青山が大好きです :)

しかし懐かしい気分にばかり浸っていられない。今日と週末は、徹底して構文論についての研究を進めなければならない。そしてまとめあげたアイディアを基に、来週はロンドンの先生とミーティングを持つことになっている。面白い成果が出たら、最終章である第七章に付け加えたいと考えている。

博論提出まで28日。あと残り4週間になってしまった。まずこれから一週間くらいは構文論に関して集中して頑張ります!