Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

夏のバーベキュー

毎年この時期には学科主催のバーベキューパーティーが催される。場所は例年通り Chrsit Church カレッジが所有するスポーツグラウンド。僕は学生代表なので、早めに行って BBQ の準備をする。石炭を三袋使い、マッチを二十本以上使ってようやく火が点く。ソーセージやケバブなどをグリル。自分で用意すると尚更美味しい。

それぞれが思い思いの品を持ち寄る。自家製 Pimm's を用意してくれた人もいた。イギリスの夏の風物詩!(少し肌寒かったけれど。)

途中、サプライズがあった。僕の学科の秘書として長年働いていらっしゃった Kate が今アカデミックイヤーで退職されることになっているのだが、その Kate への感謝の気持ちと記念品を贈呈したのだ。ネックレスとオックスフォードの Music に関するハンドブック。コーラスが趣味の Kate にはぴったりの贈り物だ。今までどうもありがとうございました。

バーベキューは夕方の5時から始めたのだが、気づいたら9時近くになっていた。みなで後片付けをして退散。最後まで残っていた人はこの後パブで飲み直すようだったが、僕は勉強に戻らなければならないので失礼した。

帰り道、High Street を歩く。夕焼けが綺麗だった。

ずっと昔、僕が小学生の頃に親戚の家で3家族が集まってバーベキューをしたことがあった。夏の夜のことだった。何ていうか、、、理屈抜きで楽しかった。

あの時に感じた子どもながらのワクワク感は、年を重ねるごとに失っている気がする。そういうワクワク感を大切にして生きるということが、いわゆる "feel young" ということなのだろう。