ギリシャ十三日目:遺跡巡りは続く
前回のブログでパルテノン神殿などの写真をアップしました。よろしければご覧下さい。
ギリシャ十二日目:古代に思いを馳せる - Oxonian’s
2013年4月4日
今日はお昼までホテルでゆっくりしていた。遅めの朝食は、昨日買っておいたチョコレートパン。
身支度を整え、「古代アゴラ」へと向かう。アゴラとは現代では「市場」を意味するそうだが、古代では政治や文化の中心地として機能していたそうだ。
古代アゴラの時代とは、かの有名なソクラテスやプラトンなどが活躍した時代。プラトンの著作は何作か読んだことがあるが(そしてプラトンの書物の中でソクラテスの思想にも触れたが)、これらの哲学者が紀元前にこの場所で思索に耽っていたのかあと思うと感慨深かった。
下の写真は、ブーレウテリオン(Bouleuterion)という評議会が開かれていた場所へのゲート。都市国家ポリスでは、成人男性であれば議会に参加できる民主主義が整っていたそうだ。うん、ずっと前に世界史で学んだことだ(笑)
古代アゴラを訪れた後は、市内をぶらぶらした後、レストランに入る。4時頃になっていたが、遅めのお昼。カラマリとソーセージを頂きながら、ビールで潤う。
いつもは一人きりでの食事だが、今日は隣に連れがいたので寂しくない。
食後は新アクロポリス博物館に向かった。遺跡の上にガラス張りのビルが建っている。
特にフィーチャーされているのは、昨日のブログで書いたエレクテイオンを支える乙女像だ。6体のうち5体がここに展示され、残る一体は大英博物館に所蔵されている。
博物館を鑑賞した後は早めにホテルに戻る。少しゆっくりしたら、パルテノン神殿を遠く眺めながら仕事にとりかかりたい。昨晩はダラダラしてしまって全く何もしていないので、今夜はきっちりとしなければ。