Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

ドイツ五日目:ロマンティック街道からミュンヘンへ

今日で東日本大震災から丸二年が経った。日本では『遺体〜明日への十日間〜』という映画が公開されているそうだ。トレイラーを観るだけでとても辛い気持ちになった。しかし、この映画はいつか時間をとってじっくりと観なければならないと思う。

今日でドイツは5日目。ロマンティック街道の最南端であるヒュッセンを目指す。朝9時過ぎ発の列車だったが、睡眠不足のために列車に乗るとすぐに寝てしまった。1時間半程して目を覚ますと、車窓の風景が一変していた。アルプス山脈だろうか、緑の大地の奥には雪を纏った山々が連なっている。

眠気が一気に覚める。景色に見惚れていると終点のフュッセンに着いた。

今日の目的は「ノイシュバンシュタイン城」を観ること。まずは駅から城の麓までバスで移動。チケットセンターでチケットを購入し、ここからは徒歩か馬車で城まで向かうことになる。僕はせっかくなので馬車を利用した。登りは6ユーロ。

何人もの大人を乗せて坂道を歩く馬を見て、切ない気分になてしまった。安全にお城まで運んでくれてどうもありがとうございました。

馬車に数十分揺られていると白亜の城が眼前に現れる。まずはツアーで城内を観光し、その後は少し山を登って吊り橋を訪れた。一枚目の写真は吊り橋から城を撮影したもの。

これでロマンティック街道の旅は無事に終わった。ヒュッセン駅に戻り、4時の列車でミュンヘンに向かう。ミュンヘンに来たのは去年のオクトーバーフェスト以来。

ミュンヘン一日目:オクトーバーフェスト - Oxonian’s

まずはユースにチェックイン。今回は4人部屋で、思ったより奇麗な部屋だった。今回のドイツ滞在で3軒のユースに滞在したが、ドイツのユースは他の国のユースに比べてクオリティーが高い気がする。

荷物を整理した後は懐かしいカールス門をくぐり、レストランをもとめてさまよう。

適当にみつけたレストランにて夕食。ポークを頼んだらかなりボリュームのある料理が運ばれてきた。

明日は夕方の便でロンドンに戻る。帰る前に前回は行けなかったギャラリーを訪れたいな。