Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

もう一年か

二日前に学会があったのだが、ちょうどその日、つまり10月11日は僕が博士論文を提出した日だった。もう一年も経つのだな。

博論を無事に提出 - Oxonian’s

Examination School - Oxonian’s

この一年、あっという間だった。でも、振り返るとかなり色々なことがあった。博論を出した翌月は日本に帰りしばしの休息。その間に台湾の学会にも参加した。12月前半にイギリスに戻り、Viva (口頭試験) の準備をした。そして無事に12月後半に "minor corrections" で Viva をパス。

クリスマスと新年をオックスフォードで迎え、年が変わってロンドン大学で非常勤講師を始めた。そして、間もなくロンドンに引っ越し、そこではフラットメイトと楽しい半年間を過ごすことができた。その半年間の間、面接でカナダに行ったり、学会でアメリカ(ミシガンとボストン)に行ったり、博論の完成版を提出して学位を取得したり、そして今勤めている大学に就職が決まったのもこの時期だ。

7月は日本への帰国準備や最後のヨーロッパ旅行で慌ただしく一ヶ月が過ぎた。スイスでの絶景やイビザの泡パーティーなど、、、楽しかったなあ :)

7月の終わりに日本に戻り、結構色々と遊んだ。8月後半に韓国に来て、9月1日から今の大学に着任している。

ふむ、やはり一年経っている。そして、なかなか濃密な一年だ。でも、振り返ると、あの博論を提出した日が一年も前だなんて信じられない。

来年の夏も、同じことを言っているのだろうか。「韓国に来て一年、、、信じられない、、、」と。その時に濃密で成長の跡がみえる一年にしたい。

ところで、今日、とあるジャーナルから査読の依頼が届いた。僕の分野では最高クラスのジャーナルで、とても光栄だ。きちんと、健全に批判したい。著者の方のためになるようなコメントができるように熟読しよう。