Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

Am-chan との暫しの別れ

午後4時。Am-chan がオックスフォードを後にした。ヒースロー行きのバス停から見送りをした。これでまた一人、僕の大切な友人がオックフォードを去ったのだ。

Am-chan は僕がオックスフォードに入学してからの友人だ。最初の二年間は同じ寮に住み、次の一年間はフラットを借りて一緒に住んだ。そして4年目はご近所さんとして仲良くしていた。

ありがとう、Am-chan のお陰で楽しい院生生活を送れたよ。今頃は母国インドに向けて空の上かな。気をつけて帰って、家族で楽しい時間を過ごして欲しい。

Am-chan を見送った後はカレッジに向かった。Am-chan から頼まれていた DVD を返却したり、僕が借りていた本を返却したり。

折角だから、久しぶりにカレッジで夕食をとることにした。カレッジの夕食は二種類ある。まず6時からの Scaf と呼ばれるバイキング形式のインフォーマルなディナー。そして6時45分からの Formal Dinner だ。

Formal Dinner はスリーコース(+食後のコーヒーつき)だし料理も格段に豪勢なのだけれど、実は Scaf と料金がほとんど変わらない。ただ Formal Dinner の難点として、「スリーコースを終えるまでに一時間くらいかかる」ことや「友だちを誘って行かないと、結構寂しい事になる」ことなどがある。

寂しさを感じたくなかった僕は Scaf に行きました。ビーフパイとチップス、そしてデザートにエクレアを選ぶ。Formal Dinner を知っていると、そのクオリティーにちょっと残念な感じ...

ちなみに、ホールの奥には一段高いテーブルがある。これが所謂 "High Table" だ。教授陣と一部の院生(例えば、カレッジから奨学金をもらっている院生)だけがここで食事することを許される。まあ、いかにもオックスフォードらしい。

夕食の後は、サザンを聴きながら家路につく。紅葉した葉が街灯に照らされていて綺麗だった。

さて、今晩の課題。スーパーバイザーの本の編集作業を行い、就活で使うカバーレターを完成させる!!