Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

気を落ち着かせて頑張ろう。

いよいよ博論提出まで9日となった。ついに一桁に突入!

朝方までかかって最終章である第7章と付録の見直しを終えた。推敲作業は今回で何度目になるのだろう。今まで何回も見直しをしてきたので、第7章の2.2節以外は、ほぼ表現上の修正だった。

問題は第7章の2.2節だ。この節では、僕の博論の今後の展望が数ページでまとめてある。とても短い節なのだが、比較的最近執筆した箇所であるし、「今後の展望」なのでまだリサーチが十分にできておらず、かなり修正した。

この2.2節に関しては、昨晩、ロンドン大学の先生とエジンバラ大学の研究者の方にドラフトを送らせて頂いた。早速コメントを送って下さった。エジンバラの方からは関連すると思われる論文を勧めて頂いた。論文のタイトルに "probabilistic grammar induction" という文字列を見た瞬間に心の中で「きたーーー!!!!」と叫びました。

僕がコンピュータ・サイエンスに関連する学会に参加した時にはついつい避けてしまうキーワード、"probabilistic," "induction" がしっかりと入ったタイトル。コンピュータ・サイエンスのしっかりとしたバックグラウンドがないと理解できないだろうけれど、チャレンジしてみたい。

本日の残りの予定:上記の論文を読んで(可能であれば)第7章の2.2節に反映させること。もう一つ関連する論文(というか技術報告書)があるので、そちらも読み直して(可能であれば)第7章の2.2節に反映させたい。