改めてディナーのことを
一晩明けて気持ちが大分落ち着いた。木曜日のディナーのことを書いてみようと思う。オックスフォードの日本研究に関する人々が集うディナーだ。
6時15分、ハートフォード・カレッジ(Hertford College)の門の所に集合。綺麗な中庭の前だ。
まずはバーに行ってレセプション。とある先生がバイオリンを演奏なさっていた。シャンパンを飲み、7時からディナーがスタート。主催者のローソンが気を利かせてくれ、ハイテーブル(ホールの中で一段高い所にあるテーブル)に座ることができた。
3コースで、メインはラム。とても美味しかったのだけれど、かなりのボリュームでした。
ディナーの後半になると、お決まりの sconcing も。これはオックスフォードの学部生がディナーでよく行うゲームである。"I sconce anyone who XXX" というと、XXX である人たちがお酒を飲まなければならないのだ。例えば、"I sconce anyone who is at High Table!" と誰かが言えば(実際に、ある女の子がこれを言ったのだが)、ハイテーブルに座っている人(僕も含めて)は手に持っているお酒を飲まなければならない。
この sconcing のために、主催者のローソンは泥酔してしまった。僕は翌日にミーティングがあるためにワインを数杯程度しか飲めなかった。
ディナーの後にはホールに移動する。この時に、有名な「ため息の橋(Bridge of Sighs)」を渡る。
Bridge of Sighs (Oxford) - Wikipedia
カレッジを歩いていると、"The Bridge" のサインが。そう、この右側に「ため息の橋」が架かっているのだ。
下の写真は、「ため息の橋」の中から外を写したもの。基本的にハートフォード・カレッジの関係者しか中に入れないので、なかなかのレアショットだ。
バーではシャンディーを一杯だけ飲み、日にちが変わる前に帰宅した。あんなに沢山の日本人をオックスフォードで観たのは久しぶりだったな。