大晦日

イギリスではあと6時間程で2012年が幕を下ろし、新年が始まろうとしている。日本ではもう既に2013年だ。

今年は研究面でもプライベートでも充実した一年となったと思う。

研究面での大きな出来事は、博士論文を提出するための審査を無事に終えたことだ。来年中に決着をつけたいと思っている。今年は僕の論文は3本出版され、特に Springer 社より出版されたのは僕にとって感慨深いものとなった。それ以外にも出版待ちの論文が1本と、投稿・準備中の論文が4本ある。それ以外にも現在進行中の研究がある。その一方であまり上手くいかなかったこともある。今年は学会発表は一つしか行えなかったのだ。来年は研究の質を高めてより多くの場で発表できるようになりたい。

プライベートでは、オリンピックを観戦したり、色々な土地を旅することができた。モロッコではサハラ砂漠をラクダに乗って旅し、クロアチアではアドリア海で泳ぎ、ドイツではオクトーバフェストでビールを飲み、インドネシアではバリ島のビーチでカクテルを飲み、トルコでは気球に乗ったり石灰棚を歩いた。特に印象に残っているのは、サハラ砂漠とカッパドキアだ。とても貴重な経験をさせて頂いた。

僕が無事に今年の一年を乗り越えられたのも、家族、友人、先生、そして奨学金を支給して下さっている機関の皆さまのお陰です。また、このブログを読んで下さった皆さまにも感謝の気持ちを伝えたいです。

来年はさらに研究を生産的に行っていくことで、できる限りの恩返しをしたいと思っています。未熟者ですが、2013年もよろしくお願い致します。