Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

トルコ5日目

僕は高い所から急降下するのが苦手だ。ディズニーランドで言えば、ビッグサンダーマウンテンとスペースマウンテンは平気だが、スプラッシュマウンテンだけはどうしても苦手だ。そんな僕が思い切った決断をした。パムッカレの上空をパラグライダーで舞ったのだ。

実は前日にパラグライダーの予約をして飛ぶ直前まで事が進んでいた。しかし飛ぶ直前になって強風のため中止になっていた。ということで、今回はそのリベンジ。山頂に車で向かい、パイロットのレオやその仲間が準備を始めてくれる。

風の調子を見ながら、出発は今か今かと待つ。急に風向きが変わり、出発できるとのこと。レオから「出発が肝心だから、とりあえず思いっきり走って!」言われ、僕は一心不乱にダッシュ!そして、、、高さ350メートルの 山頂から一気に飛び立つ!

一気に視界が展けて遥か下に地上が見える。飛行中はとてもゆったりと時間が流れ、スプラッシュマウンテンでの「急降下に伴って胸の辺りがヒューッとなる」感じは全く無かった。パイロットのレオが "We're flying!!" と叫ぶと、僕もつられて叫んでしまう。

飛行時間は10分程だろうか。無事に畑のような所に着地し、レオとハイタッチ!とてもエキサイティングな時間だった。興奮したー :)

パラグライダーの後はランチ(ケバブ!)をして、カラハユットに向かった。パムッカレからはバスで15分くらいの、「赤い温泉(red hot spring)」で有名な温泉街だ。この日は雨で、しかもシーズンオフなので人はほとんどいなかった。

大衆浴場は風情があるが、実際に入湯できるのはほんの一部分。主に写真撮影がメインのようだ。

個室の温泉は泥風呂とセットになっている。つまり、泥風呂で全身を泥で覆った後、それを落として温泉に浸かるのだ。せっかくなので試してみたが、、、あまり僕の趣向には合わなかった。シーズンオフだからかもしれないが、あまりきちんと手入れがされていなかったのだ。

温泉をパパッっと出てパムッカレにバスで戻る。ホテルで荷物を整理し、4時過ぎに迎えのバスが来る。空港に向かい、飛行機でイスタンブールに戻った。残りのトルコ生活は2日間となった。