Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

トルコ4日目

うー、昨晩も日記をスキップしてしまった。連日の睡眠不足により9時前には寝てしまっていたのだ。

ということで、昨日(12月28日)のこと。前日の夜に深夜バスに乗り、10時間かけてデニズリ(Denizli)へ。そこからミニバスに乗り換えて数十分、ようやく目的地であるパムッカレ(Pamukkale)に着いた!パムッカレは「絹の城」という意味だそうだ。世界遺産の真っ白な石灰棚で有名な町。

ホテルにティックインし、朝食を食べ、シャワーを浴び、昼過ぎにレストランへ。ケバブなどを食べた後、いよいよ石灰棚(Traverten)を歩く。山の上部から石灰を含んだお湯が流れ、それが長い年月をかけて白い結晶として大地を覆っている。一見すると雪山のようだ。白い大地を薄水色のお湯が流れている。お湯が常に流れているため、ここを歩くときは靴を脱いで裸足でなければならない。ただ「お湯」と言っても、麓の方は冷たい。上部から流れ来る間に冷めてしまうのだ。

石灰棚を歩き終えると、そこから遺跡エリアに突入する。この辺りは紀元前190年頃からビザンツ時代頃まで繁栄した「ヒエラポリス(Hierapolis)」という都市だったそうだ。一番の見所は「円形劇場」で、ローマ時代には一万五千人を収容したそうだ。この日は満月だった。

すっかり日も暮れ、また石灰棚を歩いて下に戻る。所々ライトアップされているが、道案内は無い。夜に無人の石灰棚を歩いていると、明るい時には気づかなかったことが幾つかあった。あちらこちらからお湯が流れる音が聞こえ、特に流れが激しい所では湯煙が立ちこめていた。夜でも上部はお湯が温かく、下にいくにつれて冷めて行く。

夜は石灰棚の麓にあるレストランで夕食を。相変わらずケバブ