Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

ロンドン・オリンピック:男子サッカー

日本対メキシコ戦を観てきた。チケットを、友人であるコミさんに譲って頂いたのだ。

お昼にオックスフォードをバスで出発し、2時過ぎには会場最寄り駅の Wembley Park Station に到着した。

ゲーム開始は5時からなので、2時間半以上前に到着。にも関わらず、駅周辺には既に沢山の人。友人のコミさんは3時半に来る予定だったので、マックに行ってご飯を食べ、屋台でビールを飲んでまっていた。そして、テンションが上がったために、フェイスペインティングも実行。

コミさんが駅に到着する時間に近づき、駅に戻る。人はさらに増えていた。改札の端の方に座っていると、大根らしきものが目に入った。もしや、、、と思って近づくと、Yさんだった。Yさんはロンドンの大先輩、会ったのはもう一年以上振りだ。記念に、一緒に写真に写ってもらった。

大根さんたちは、駅で既に人気者。駅中の関心を独り占めにしていた。

大根さんたちは先にスタジアムに行くというので、ここでお別れ。程なくして、コミさんがやってきた。一緒にスタジアムまで歩き出す。

Dのドアから入る。オリンピック使用のコーラを買い、準備万全!!そうこうしているうちに、選手が入場し、「君が代」を斉唱。

その後、選手たちはピッチに出て行った。

いよいよ試合開始。ちなみに、今見返したら試合中の写真は一枚も無かった。撮るのを忘れていたのだ。僕たちはネット裏(と行ってもゴールからは遠いけど)に座っていた。前半は、僕らの側のゴールに日本チームが攻め込む。そして、開始そうそう10分ちょっと。「チャラ男」でおなじみの大津選手が、力強いシュートでボールをネットに叩き込んだ。これで日本優勢と思いきや、PKからメキシコ勢がゴールを奪取。1対1の同点で前半を終えた。

後半が始まると、日本チームが責められる場面が多かった。恒例の「ニッポン!(拍手3回)」の応援をコミさんと2人でしたが、僕らの周りには日本人は誰もおらず、僕ら2人の声が響いてしまった。もっと周りに日本人がいたら、もっと一体感が生まれたのだろうな。

その後、メキシコの10番(コミさん情報では、大会得点王候補らしい)にゴールを決められてしまい、1対1の均衡が崩れた。日本チームは選手交代をしながら果敢に責めたのだが、なかなかゴールには結びつかない。試合終了間際でメキシコがだめ押しの3点目を奪い、試合は終了した。

残念な結果だったけれども、精一杯プレイしてくれた日本チームに拍手を送った。

スタジアムを後にして、コミさんと駅に向かう。駅は目と鼻の先の距離だが、駅に辿り着くのに1時間程かかった。

次は3位決定戦。相手は韓国だ。日韓の試合を制して、メダルを獲得してほしい。僕は次の試合には行けないが、ロンドンに来て応援しようと思っている。