Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

超驚いたんですけど!!

僕は、友達と4人で一軒家を借りて住んでいる。でも今現在、僕以外の3人は帰省中。なので僕は家に一人ぼっちなのだ。所謂、"home alone" というやつですな。

そんなことを考えながら、今日も家に戻ってきた。一先ず自室に戻って論文の整理を始めたのだが、その時、上の階から物音がした気がした。ん?と思って自分の耳を疑った。

耳をすましてみたが、何も聞こえない。そうか、僕の思い過ごしか。そうだよな、だって Karolina は今頃ポーランドだし、Judith はメキシコだし、Amrit はインドだし。

しかし、その数秒後、誰かが静かにドアを開ける音がした。そして、誰かが階段を降りてくる。静かに、しかし確実に降りてくる。

いやいやいや! ちょっと待ってくれ。この家には、この前のねずみだけでなく、ついに泥棒まで侵入してきたのか。僕の部屋で武器になるものは、、、キーボードくらいしかない。しかし、こんな大柄なものを振り回そうとしても、振り回す前にこちらがやられてしまう。他に何か武器は無いか、、、!? パソコンは、、、却下!絶対壊したくない!

そうこう思案しているうちに、足音が近づいてくる。もう、こうなったら仕方ない。誰でもいいから来い!

そう覚悟を決めた瞬間、僕の部屋の前に若い女の子が現れた。全く見覚えの無い女の子。ただ、少なくとも泥棒ではなさそうだ。

gく%ぉtjをpv??

思わず、何語だか分からない言語を喋ってしまった。

落ち着いて話を聞いてみると、彼女はメキシコから今日イギリスに来て、Amrit が帰省してる間に彼女の部屋に住むらしい。そんな話は聞いてないぞー!と思ったけど、まあいいや。日本だったらあり得ないけど、イギリスなら充分あり得る(笑)

お腹が空いたので、リゾットでも作ることにした。彼女も夕食はまだとのことだったので、彼女の分も作ってあげた。あいにくコンソメを切らしていて、さらに白ワインがあるかと思ったら赤ワインしか無く、何とも味気ないリゾットになってしまった。そんなリゾットを食べた彼女曰く、「パーフェクト!」。なんて優しい人なんだ...

ということで、いきなり共同生活が始まりました。それにしても、今日はビックリした。