Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

昔の携帯

押入れの整理をしていたら、色々と懐かしいものを発見した。大学時代に読んでいた本とか、当時の写真とか、、、等々。なかでも、僕が Oxford に来る前の一年間(つまり、2008年9月から2009年9月まで)に、日本で使用していた携帯電話を見つけた。

充電して電源を入れてみると、当時のメールがまだ保存されていた。読み返してみると、「この時には、こういう人と、こういうやりとりをしていたんだなあ」と思い出される。事務的な普通のメールから、思わず顔を赤らめてしまうようなもの、そしてちょっと背筋が凍り付く(!)ものなど、色々あった。

日本にいる頃は携帯電話を頻繁に使っていて、「携帯が無い生活は無理だ」と思っていたけれども、イギリスに行ってからはほとんど使わなくなってしまった。メールは専らパソコンでしてしまうし、イギリスではあまり友人と待ち合わせをすることも無いからな。

話は急に変わるが、今日のお昼過ぎに、帰国してから読み続けていた本を読了した。認識論とか分析哲学に関連するもの。哲学の本なので、僕が普段読む本とは、アーギュメンテーションの仕方も、文章のスタイルも違う。戸惑う事もあるが、新鮮でもあり、読んでいて楽しかった。

その本には非古典論理学が何種類か出てきたが、この期に勉強し直しておきたい。とりあえず、日本にいる間に、直観主義と内包論理の基礎は勉強し直したいな。いや、直観主義なんかはもう99%忘れてるだろうから、一から勉強するのと変わらないだろうけど。