Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

博士号授与式

このブログのタイトル「Oxonian's」は、僕がOxfordに住んでいる時につけました。"Oxonian"とは、簡単に言うと「オックスフォードに住んでいる人」を表し、より特定的には「オックスフォード大学関係者」を指します。

僕は2009年9月にオックスフォード大学大学院の博士課程に入りました。そして2013年の10月に博士論文を提出し、同年12月に口頭試問を終えました。修正版の博士論文は2014年の5月に提出し、その時点で学位は出ていたのですが、セレモニーへの出席は先延ばしにしていました。

そして2016年7月29日、数年越しで学位授与式に参加して来ました :)

graduate gown を羽織り、セレモニーに参列。ラテン語の文句を聞き、それに対してラテン語で返答。「返答」と言っても、決まり文句の「ドウフィーダン」を唱えるだけ。スペルは分かりませんが (苦笑)、「私は誓います」という趣旨の内容だそうです。セレモニーで横に座っていた方が "Don't feed them" と覚えたら覚えやすいのでは、と冗談を言っていて、笑ってしまったのだが、これがかなり覚えやすかったです。

ラテン語の台詞の後は会場を出て DPhil gown に着替えて会場に戻り、大学総長と握手を交わして式は終わりました。

セレモニーにはオックスフォード時代の友人であるKeikoさんと一緒に参列しました。友だちと一緒で良かったな〜。式後は、ずっとやってみたかった「ガウンを着て、帽子を天高く投げる」シーン。Keikoさんと一緒にやりました :)

今回の主目的は授与式への参加でしたが、もう一つの目的は両親にイギリスとフランスを案内してあげることでした。ロンドンとパリの名所を一緒に訪れることができて良かったです。また、ロンドンではイギリスで一番お世話になったRK先生に、オックスフォードでは博士課程1年目の指導教授であったDC先生に再会できました。

今は日本に戻ってきたばかりなので、少し休憩して、これからも keep going で頑張っていこうと思います!