Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

ギリシャ一日目(後編):サモス島に到着

前回の日記を書いた時はアテネの空港内にあるマックにいた。WiFiが無料で使えて嬉しいなあと思っていたら1時間までしか利用できないことを途中で知った。

出発まではまだ数時間ある。結局、出発まで寝ずにずっと論文を書いていた。午前7時になり、いよいよ飛行機が出発。サモス島までは、小さな旅客機で55分間のフライト。機内では眠ろうと思ったが、とても明るい陽光であまり深く寝付けなかった。途中、目を開けると海が見える。エーゲ海だろうか。

無事にサモス島に着く。筒を持っている人が何人かいる。恐らく、僕のように学会でポスター発表をする方々だろう。学会がバスを手配しておいてくれたので、空港からホテルまではバス移動。サモス・ホテルにチェックインする。ちょうど海側の部屋だったので、オーシャン・ビュー!

メールチェックをしたりしていたら午前11時近くになっていた。全く眠っていなかったので仮眠をすることに。起きたら夕方の4時くらいになっていた。

海沿いを歩きながらホテルの近くにあるレストランでシーフード・スパゲッティーを食べる。本来ならカラマリなどを食べながらビールを飲むシチュエーションなのだが、勉強が残っているためにパスタのみ。

ご飯を食べた後はスーパーによってパンなどの夜食を買って部屋に戻る。素晴らしい景色の中で論文執筆を進める。よく映画やドラマで出てくる「売れっ子小説家が海沿いの別荘で新作の執筆をしている」感じを味わう。気づいたら外は暗くなっていた。部屋の前の港には大きな船が停まっている。

明日からいよいよ学会が始まる。ただ、明日は研究発表はなく、一日中サモス島観光に充てられる。当初はこの観光には参加しない予定だったのだが、今日の勉強が思ったよりはかどりそうなので、観光に参加することにした。学会に参加している方々と仲良くなれると良いな。