Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

『風立ちぬ』in London

夕方5時過ぎ、ピカデリーサーカスに到着。エロス像の出入り口から出る。よく考えたら、まじまじとエロス像を見るのは始めてだ。こういう像だったのか。

5時半頃に Cineworld に到着。今宵はここで『風立ちぬ』を鑑賞しました。Cineworld では『風立ちぬ』は明日までの上映のようです。

菜穂子が花嫁衣装を来て部屋に入るシーン、人知れず離れを出て高原の病院へ戻るシーン、、、泣いてしまいました。

前回の日記でも書いたけれど、昨年に東京で観たのに引き続き、今年はロンドンで観ることができて良かったです。

"Le vent se lève, il faut tenter de vivre."

劇中で出てくるポール・ヴァレリーのこの言葉、僕自身に重ねて聞いていました。僕は博士号をとったことで研究者としてのスタート地点にたった。後は、不安もあるけれど、この世界でしっかりと生きていきたい。