Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

『耳をすませば』in London

今月、ロンドンの BFI では、ジブリ映画がたくさん上映されている。先週の金曜日、けいこちゃんときょうこちゃんの3人で『耳をすませば』を観てきた。英語タイトルは、"Whisper of the Heart" だ。

この映画、出だしから好きなんです。主題歌の "Take me home, country roads" がかかり、雫の住む街の夜景が見えてくる。そして、その夜景を背景にタイトル『耳をすませば』が表れる。

この出だしの瞬間で、早くもちょっと感動。そして、ファミリマートから雫のマンションに行くまでの何気ないシーンから始まる。

この映画、今まではパソコンで観ていたのに、今は映画館で観ている。信じられない。幸せだ。

イギリスの映画館で上映されているので、英語の字幕が付いている。日本人以外の観客は、日本人が笑うところとは別のところで笑っていた。例えば、雫が "Take me home, country roads" を訳しているシーンがあるのだが、そこで日本人以外が沢山笑っていた。

それにしても、この映画、改めて観直すと細かいところまで本当によくできている。素晴らしい作品だ。途中、何回か涙してしまった。

大好きなジブリ映画を映画館で観られて幸せでした。一緒に行ってくれたけいこちゃんときょうこちゃんに感謝です :)

耳をすませば』は、僕の博論の第一章に関連している。実は明日(いや、日付が変わってもう今日だ)、久しぶりにオックスフォードに行くのです。理由は、製本した博論(完成版)を大学に提出するため。図書館に収められることになります。

さて、明日も早いし、もう寝るか。明日は "Take me home, country roads" を聴きながら駅まで行こうと思う。